令和の時代となり、この1カ月あまりの間、秋篠宮家の長女・眞子さま(27)と次女・佳子さま(24)が公の場へ姿を見せられる機会は多かった。

5月4日、一般参賀での眞子さまと佳子さま ©文藝春秋

 5月11日、眞子さまは「森と花の祭典『みどりの感謝祭』」の式典に出席され、「日本中で緑が守られ、育てられ、増やされ、生かされていることを誠に心強く思います」と述べられた。この日の眞子さまは、式典にふさわしくグリーン系のワンピースをお召しになっていた。

第29回森と花の祭典「みどりの感謝祭」式典会場に到着後、受賞者らに声をかけられる眞子さま ©時事通信社

 代替わりに伴って、天皇陛下と秋篠宮さまを中心とした公務の負担は大きく、分担が間に合っていないとも言われる。「みどりの感謝祭」式典は、毎年秋篠宮ご夫妻が臨まれ、眞子さまが受け継がれた行事の一つだ。その他に、5月23日に長野県で行われた「全国都市緑化祭」式典と、「国民体育大会」総合閉会式の行事が眞子さまに引き継がれている。

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紀子さまと眞子さまの「1泊2日京都ご旅行」

 実は「みどりの感謝祭」式典の当日であった5月11日から1泊2日の日程で、秋篠宮妃紀子さまと眞子さまは、京都市内の大聖寺を訪れられている。これはプライベートなご旅行で、取材設定はなかった。紀子さまは悠仁さまが通うお茶の水女子大学附属中学校の保護者会に出席されてから、また眞子さまは公務を終えられてから、別々に京都へ到着された。大聖寺は尼門跡寺院であり皇室と縁も深く、紀子さまが2015年から名誉総裁に就任されている。

 毎年5月に「大聖寺文化・護友会総会」が開かれていて、会員が年に1回集まり、有形・無形の文化を守るという趣旨で懇親を深めているという。この場に、紀子さまと眞子さまはそろって和装でいらしたそうだ。

 将来的に、紀子さまが眞子さまにこの名誉総裁職を引き継がれる可能性もあるかもしれない。だからこそ、眞子さまをお連れになってお二人で、京都へ足を運ばれたのではないだろうか。

小室圭さん ©JMPA

 ただ、眞子さまはアメリカ留学中の小室圭さんとの婚約内定状態が続いている。小室さんはフォーダム大学ロースクールのLLMコースを修了したが、卒業式に姿を見せなかったことが話題になった。眞子さまの今後の活動については不透明なままだ。そこで、今春にICUを卒業されたばかりの佳子さまが一層活動の幅を広げられることが期待されているとも言えるだろう。6月3日には、紀子さまが担われてきた「産経児童出版文化賞」贈賞式に、佳子さまが出席された。