パーティで出会った守谷さんに好感を持たれた久子さま
久子さまは2017年11月、「国境なき子どもたち」の設立20周年記念チャリティパーティで守谷さんとお会いになり、その人柄に好感を持たれてから、久子さま主導で二人を引き合わせられている。守谷さんと絢子さんは出会ってから半年の“スピード婚”ではあったものの、久子さまと守谷さんの両親の間には長年の親しい交流があったようだ。
守谷さん夫妻は、都内の賃貸マンションで暮らしているという。ただ、今後も皇室の行事に参加することや、皇居に参内して控えの部屋でお待ちするような機会も多くあるため、新居選びに際しては「日常生活の場で、モーニングコートなどの正装をしていても通りに出ないでいいよう、車寄せのある建物」という条件を設けられていたようだ。
現在、皇族14人(天皇皇后両陛下、上皇ご夫妻を除く)の中で、未婚の女性皇族は6人。安定的な皇位継承を検討する議論について、菅義偉官房長官は、天皇陛下の代替わり儀式を終える今秋以降に進める考えを示しているが、女性皇族が降嫁された後の生活や仕事について、上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんと合わせて、守谷絢子さんは一つのモデルケースになると言えるだろう。
秋篠宮ご夫妻は、6月27日からポーランドとフィンランドを訪問される。それに先立って記者会見に臨まれる予定だ。膠着状態が続いているように見える眞子さまのご結婚問題や、悠仁さまが進学されたお茶の水女子大学附属中学校での「刃物事件」など、このところ、秋篠宮家を揺るがす出来事は多かった。天皇陛下(当時は皇太子さま)がいわゆる「人格否定発言」をなさったのも、2004年5月のヨーロッパご訪問を前にした記者会見でのことだった。「皇嗣」のお立場となられてから初めての海外訪問を前に、秋篠宮さまは何を語られるのだろうか。
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