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2019/06/27

三原じゅん子 自民党・参院議員
「西田先生の政治姿勢とか思想とかに、ものすごく影響を受けたんですね」

「週刊西田」 2013年12月10日

 参院予算委員会では自民党の西田昌司参院議員の隣席に座り、さまざまなことを教わったという。

 西田氏は保守思想を持つ人物として知られているが、国民主権や天賦人権説にも否定的な態度を取り続けている。西田氏のホームページには「日本人の生き様を伝えることにより、命を超える価値があることを子供達に気づかせることが必要です」などと記されていた(2006年10月1日)。

三原じゅん子 自民党・参院議員
「世界が激動する現在、それをフォローできるのは、安倍晋三首相しかいない」
zakzak by 夕刊フジ 2018年5月7日

 三原氏は安倍首相に心酔しているようだ。森友学園問題や自衛隊の日報問題が紛糾していた最中に受けたインタビューでは、「与党議員として、じくじたる思いがある」としつつ、「『長期政権の緩みで生じた』という批判もあるが、私は関係ないと思っている」と断言。あくまで悪いのは官僚機構だとした。

三原じゅん子氏 ©文藝春秋

 2014年に安倍首相が『笑っていいとも!』に出演した際はブログで「総理は人の心を掴む天才だ」と絶賛。「普段なかなか見れない総理の笑顔や笑い声が聞けて、皆様も安倍総理の気さくさに心惹かれたことでしょう」と記していた(2014年3月21日)。

 三原氏は菅義偉官房長官の側近としても知られている。もともとは比例区で出馬した三原氏だが、2016年の参院選で神奈川選挙区に鞍替え。神奈川といえば菅氏の地盤である。その後、三原氏は菅氏の選挙応援演説に付き従うようになった。

五輪相に就任するのではないかという報道も

三原じゅん子 自民党・参院議員
「東京五輪に向けたテロ対策や、受動喫煙問題の解決を前進させたい。これは譲れない。そのために私は国会議員になったのだから」

zakzak by 夕刊フジ 2018年5月7日

参議院議員選挙出馬表明をした記者会見後の三原じゅん子氏(2010年)©文藝春秋

 あれ? 政治家になったのは、がん撲滅のためじゃなかったっけ?

 東京五輪といえば、森喜朗・東京五輪組織委員会会長の「秘蔵っ子」である橋本聖子自民党参院議員会長を逆転して三原氏が五輪相に就任するのではないかという報道もある(『週刊ポスト』5月17・24日号)。

 竹中平蔵元総務相は「東京オリンピック招致も全部、首相官邸主導でやっている。菅さんのシナリオだと思う」と語っていたが(プレジデントオンライン 2014年5月26日)、菅氏のシナリオで出来た東京五輪に、側近の自分が五輪相として立つことができれば、まさに「晴れ舞台」だ。

 八紘一宇を大切にし、神武天皇の実在を信じ、保守思想を学びつつ、安倍首相の言葉をコピーし、菅官房長官に重用される。こういう人が現在の自民党のメインストリームにいるというのが現実である。

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