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2019/06/28

genre : ニュース, 社会

公務でパンツスーツをお召しになった皇后雅子さま

 長期療養中である雅子さまは、新しいお召し物を次々とお作りになるわけではない。だが、トランプ大統領夫妻との会見でお召しになっていたポインテッドパンプスや、宮中晩餐会でのシースルージャケット、愛知県ご訪問でのパンツスーツなど、近頃の雅子さまのファッションを拝見していると、「自分らしさ」のヒントを見つけられつつあるのではないかと思うことがある。

6月1日、愛知県を訪問された天皇皇后両陛下 ©JMPA

若い母親らしき人たちからの「両陛下だって!」

 6月21日、両陛下は東京都港区立麻布保育園を視察された。皇太子時代から続けられている「こどもの日」にちなんだ訪問だったが、即位関連行事などのためこの時期になったという。園児が買い物ごっこをする様子を見学され、両陛下も加わって、お店に並ぶ紙でできた野菜や果物をご覧になりながら、陛下は「何がおすすめですか」、雅子さまが「うちの愛子にも見せますね」と声をかけられたという。保育園の職員は「子供たちは、お二人が和やかな雰囲気で優しく接してくださったので、とても自然な様子でした。子供の動作一つひとつに微笑んでくれました」と話していた。

雅子さま ©JMPA

 2017年5月、同じく「こどもの日」にちなんで東京都新宿区立四谷子ども園を訪問された日は、雅子さまが風邪のため欠席され、天皇陛下お一人での訪問だったこと、どことなく所在なげなご様子だったことを思い出す。今回、両陛下が麻布保育園を後にされる時、通りがかった若い母親らしき人たちからの「両陛下だって!」という声と口コミが広がっていき、あっという間に100人ほどが集まった。両陛下は車両へ乗り込まれる前に、人々を振り返りながら笑顔で手を振られていた。

天皇皇后両陛下 ©JMPA

 ご結婚満25周年に際しての文書回答では〈最近の世の中では、時代の変化に伴って、家族のあり方も多様化してきているように見受けられますが、その中にあって、それぞれの家庭が幸せであり、中でも子ども達が、それぞれ自らの可能性を信じて、幸せに成長していくことができる社会でありますようにと、いつも願っております〉と綴られた雅子さま。「伝統」と「自分らしさ」の狭間でどのような活動をなさるのか、今後も注視していきたい。

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