5月1日から始まった令和の時代。初めての国賓としてアメリカのトランプ大統領夫妻が来日し、G20大阪サミットに合わせてフランスのマクロン大統領夫妻が公式実務訪問賓客として来日した。
こうした“追い風”とともに、天皇皇后両陛下が「皇室外交」を本格始動されたことで、国民からの期待も自然と高まっているように思う。
アメリカに「特別の親しみを感じています」というおことば
天皇陛下は、皇太子時代最後となった今年2月の誕生日会見で「雅子自身もいろいろ海外での経験もありますし、このグローバル化の時代にあって、国際的な取組など本人だからできるような取組というのが、今後出てくると思います」と雅子さまの海外経験について強調されていた。
また、トランプ大統領夫妻を迎えた宮中晩餐会でのおことばの中で「皇后も、幼少の時期をニューヨークで、また、高校、大学時代をボストン郊外で過ごしており、私どもは貴国に対し、懐かしさと共に、特別の親しみを感じています」と陛下は述べられた。
令和の雅子さまはご自身の「海外経験」を生かされながら、自然体で様々な行事に出席されている。