「『私、近いうちに捕まるかもしれない』と、冗談っぽく話しながらHey! Say! JUMPの車を探していました」(A子容疑者の友人)
ジャニーズ事務所の人気グループ「Hey!Say!JUMP」のメンバー、中島裕翔(26)につきまとったとして、8月23日(金)までに警視庁赤坂警察署は東京・品川に住む20代会社員の女をストーカー規制法違反の疑いで現行犯逮捕した。逮捕容疑は19日午後3時45分頃、港区のジャニーズ事務所付近で、中島を待ち伏せした疑いだ。
中島が所属するジャニーズ事務所は8月23日、コメントを発表した。
「ストーカー行為などによる、社会生活における精神的不安は、仕事に多大な影響を及ぼすため、これからも所属タレントが安心して、良い仕事ができる環境整備に努めてまいります。そのためにも、今後も同様の事案が発生した際には、厳正に対処してまいりたいと思います」
ファンの迷惑行為で今年のツアーを見送り
Hey!Say!JUMPは2007年にデビューした9人組。2018年の大晦日には2年連続2回目のNHK「紅白歌合戦」出場を果たすなど、ジャニーズの中でも存在感を増している。だが、一部ファンによるメンバーへのつきまといや迷惑行為が問題視されていた。
5月19日には、デビュー以来、続けてきたアリーナコンサートを今年は見送ることが公表された。事務所は「ツアー移動時に一般のお客様に対して多大なご迷惑をお掛けする状況が改善に至らなかった」「メンバーにとりましては苦渋の決断であり、全員が強く来年以降の全国ツアー再開を希望しております」とコメントしていた。
今回逮捕されたA子容疑者は、ジャニーズファンの中でも「ヤラカシ」と呼ばれる悪質なファンの1人だった。