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語り好きの坂本誠志郎と、ふざけあった青柳晃洋……同世代の仲間にこれだけは言いたい

文春野球コラム ペナントレース2019

2019/09/06

 皆さん、こんにちは! チャリコ(呼び捨て!)の誘いで参加させてもらっている文春野球もいよいよ終盤になってきましたね。阪神チームは、実際のシーズンと同じで広島とCS争いしてるみたいなんで、僕のコラムで絶対に3位に押し上げて見せますよ! みなさん、おもしろかったらヒットボタンお願いしますね!

 ということで、今回は一度で2度おいしい“ダブルヘッダー”コラムでいきます。そうです、2人の選手について語らせてもらいます。僕にとって大切というか、特別な関係と言える同学年の坂本と青柳です。

阪神・坂本誠志郎と青柳晃洋

腹を割って話せる仲間の1人

 誠志郎(坂本)は高校の時からお互い知っている仲で、履正社とは大阪桐蔭もよく試合をしてて、結構、打っていたので、僕からしたらキャッチャーの誠志郎はイージーなんですよ。配球丸わかりみたいな(笑)。

 高校の時は個人的にめちゃくちゃ喋る仲とかではなかったんですが、明治(大学)から阪神に入団が決まった時は“誠志郎が来た”みたいな感じで嬉しかったですね。プロ入ってからは、あいつはキャッチャーなんで結構、野球の話をすることが増えました。聞かれたことは全部、教えてくれるというか……誠志郎は結構、言いたがりなんで。知ってる人は知ってると思いますが“語り癖”があるんでね。分かりやすく言えば完全な“イキり”ですよね。でも、そんな一面に僕はすごく助けられました。頭が良いし、自分の思ってもないような視点でアドバイスもくれるので、有り難かったです。

 プライベートでも、僕が野球を辞めて今のオーダースーツの仕事をしようと思っている時も一緒にご飯食べて相談しましたし「西田がこのタイミングやと思ってるならそれが正しい決断やろ」と背中を押してくれました。腹を割って話せる仲間の1人ですよね。ほんまに、打撃でも、守備でも1つのことに対して、いろいろ考えてるやつなんですよ。人のこともよく見てるし。2軍で一緒にやってた時も「こうなってんで」とか言ってくれて。僕も最後は、誠志郎はたぶん見てくれてるやろなと思って、いろいろ聞いてましたね。チームにも同学年の選手はたくさんいたんですが、一番頼りがいがありました。

 だから、誠志郎にはレギュラー獲って欲しいです。あいつも、どうやったらレギュラー獲れるかずっと考えてるんで。人と同じ事やっても目立てないから、何か違うことをしてアピールしようとかずっと考えてる。高校の時は間違いなく、大阪ナンバーワンキャッチャーやったんでね。僕も昔からキャッチャーが好きで、誠志郎のキャッチングとかめっちゃ好きやったんで、普通にフレーミングうまいな、とか思って眺めてました。プロに入ってからも、ずっとピッチャーと話してますよね。それが当たり前なのかもしれないですけど、何か1つでも吸収しようというのが伝わってきます。