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武田勝が日ハムに帰ってくる? “投手コーチ就任報道”に対するファン心理

文春野球コラム クライマックス・シリーズ2019

2019/10/13
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続報も後追い記事も何もないが……

 日刊スポーツの小笠原道大スクープは、ファイターズ広報担当高山通史氏の古巣ということもあり、見た瞬間から信じる方向に傾きかけていましたが、それでもやっぱり1紙だけではまだ……と思ったものです。そうしたら他紙の記事を待っているうちに球団の発表が出てしまったので、これはスクープしてくれてよかったなと思いましたね。もしも何の前触れもなくいきなり「コーチ就任が決まりましたので、お知らせいたします」の球団公式ツイートを見ていたら、どれだけ驚かされたことか。

 で、今度の武田勝スクープ、スポニチです。10日の朝に新聞が売り出されて一昼夜、今このコラムを書いている11日夜23時現在で続報も後追い記事も何もありません。これはまだ静観するべきではないのでしょうか。何を私は浮かれているのでしょう。特に信じるべき理由が、スポニチの場合にもあるというのでしょうか。

 実はないこともないんです。10年ほど前の携帯サイト「HBC熱闘!スポーツ」(名前でお判りの通り、北海道放送HBCがやっておりました)の中に「こちらスポニチ編集部」というコラムがありまして、それを書いていた当時の番記者横市勇氏が今はスポニチのデスクになっています。スポーツ新聞と呼ばれるものが数ある中で、しかも道新スポーツなんていう地元紙をさしおいて、有料携帯サイトのファイターズコラムとして1つだけ選ばれたのがスポニチだったというのはかなり信用の裏書きとなりそうに思えてきてしまうのですよ。

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 後追い記事も何もないとさっき言いましたが、この「何もない」というのも結構くせものだという気がするのですね。つまり「吉村GMに尋ねてみたが返答はなかった」みたいな記事もないんです。丸1日経って、肯定もないけれど、まだ否定もされてません。

 さあ、続報はいつ出るでしょう。刮目して待て!

◆ ◆ ◆

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