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秋篠宮さま「きちんとした社会生活ができるように」

 ただ、眞子さまが結婚された後は、こうした生活に戻られることはないだろう。秋篠宮さまは会見で、「きちんとした社会生活ができるようになってくれれば良いと思います。また、これは3人の子どもたち全員に言えることですけれども、自分の今いる立場ということの認識もしていってもらいたいと考えています。それ以外についてはやはり自分の関心のあることを今後とも深めていってもらえれば良いと考えております」と述べられたことがある(2009年11月、秋篠宮さまの誕生日を前にした記者会見)。

7月9日、ペルー・ボリビア公式訪問に出発される眞子さま ©JMPA

「社会生活」のための経験と、皇族としての生活

 眞子さまが、おそらく意識的に「社会生活」のための経験を積んでこられたことは確かだ。震災後に国際基督教大学(ICU)へ電車で通学されていた時期もあるし、学内ではアルバイトをされていたようだ。プライベートでは飛行機のエコノミークラスも利用されていることや、婚約内定中の小室圭さんとのデートでユニクロのワンピースをお召しになっていたことが報じられたこともある。

7月22日、ペルー・ボリビア公式訪問から帰国された眞子さま ©JMPA

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 しかし一方で、園遊会や海外公式訪問のために様々なお召し物を仕立てられ、例えば最寄り駅や空港、眞子さまが現在週に3日ほど勤務されている東京駅近くの職場までは車を利用される。言うまでもない当たり前のことだが、皇族としての品位や安全が守られるよう、さまざまな点で配慮がなされた生活を送られてきた。

眞子さま(2014年春の園遊会) ©JMPA