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夫を支えるために選手引退を決意した妻

 世界トップクラスの判断力を持つ、身長166㎝の“小さな巨人”田中史朗選手(34・日本出身)。ラガーマンとしては小柄な体格だが、世界を股にかけた経験を生かしてW杯3大会連続3度目の代表入りを果たした。

田中史朗選手 ©AFLO

 そんな田中選手を支える妻の智美さん(31)は、身長171cmの元アスリートだ。かつて三洋電機バドミントン部で活躍し、オリンピック出場も目指していた。「仲睦まじい“ノミの夫婦”ですよ」と語るのはスポーツ紙記者だ。

「田中選手と智美さんの足のサイズは同じで、靴を共有することもあるそうです(笑)。智美さんは田中選手との結婚を機に、『彼を支える』と引退しました。アスリートフードマイスターの資格を取得し、毎日の食事にも気を配っているそうです。アスリート経験を生かしたマッサージのケアなどもしている。元アスリートならではの “内助の功”を発揮しているようです」(同前)

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「ラグビーが恋人です」という若手選手も

 日本代表メンバーにはシングルの選手も多い。

松島幸太朗選手 ©AFLO

「次期主将候補との呼び声の高い姫野和樹選手(25・日本出身)は、2018年の『Sportiva』(集英社)の取材に対し、『2019年まではラグビーが恋人』と語っています。オリンピック後は医者を目指している福岡堅樹選手(27・日本出身)や、スプリンターとして日本代表の中核を担う松島幸太朗選手(26・南アフリカ出身)も独身です。彼らがどんなパートナーを選ぶのか楽しみですが、ひとまず選手としての成長を見守っていきたいですね」(同前)

 日本代表としての重圧を背負い戦いに挑むラグビー選手。彼らの妻は、そんな彼らと共に闘う一番身近で強力な“サポーター”なのだ。