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2019/11/05

genre : エンタメ, 芸能

グラドル成功&結婚の先に目指すものとは?

 グラビアアイドルのなかには、かつての小池栄子やMEGUMIなどのように、グラビアで活躍したのち、演技やバラエティの仕事に転身したケースも目立つ。現在も、グラビアはあくまで一つのステップとして、女優などを目指すアイドルは少なくない。これに対し、倉持にとってグラビアは売れるための“手段”ではなく、あくまで“目標”だった。それは、グラビアアイドルが一つの表現分野となった証しでもあるのだろう。「くびれスト」というキャッチフレーズでここ数年人気を集めてきた川崎あやも、グラビアアイドル自体が目標だった。それゆえ、これ以上活動の幅を広げたくなかったという川崎は、今年7月、芸能界を来年3月に引退すると発表。その理由を《いろいろな雑誌のグラビアを飾ることができたいま、残された道は現状維持か下降線の二択。下がるのは寂しいし、ファンのみんなや後輩たちに、そんな姿を見せたくないという気持ちがあって、引退を決意しました》と説明した(※5)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 倉持も、長らく目標としてきた「雑誌の表紙を飾ること」を達成してしまうと、次にどんな活動を展開していくのか考える必要に迫られた。そこで彼女が見出したのが、「グラビアアイドルの地位をどう高めていくべきか」という課題であり、その延長線上に立てたのが「裏方に回り後輩の子たちを育てる」という新たな目標であった。先ほどの「尻スタジオ」も、この目標を実現するための手段の一つというわけである。

 そんなふうに夢を語っていた矢先だけに、今回の結婚発表には驚かされた。しかし、ここへ来て10年も交際を続けてきたという相手と結婚を決めたのも、グラビアアイドルとして次の展開が見えてきたからではないだろうか。あらためて彼女の前途を祝したい。

※1 「ご報告」(倉持由香オフィシャルブログ「まいにちくらもっち。」2019年11月5日更新)
※2 「プロゲーマーふ~どとグラドル倉持由香が結婚!和装で嫁入りスペシャル【ゲーマー交遊録特別編】」(「WELLPLAYED JOURNAL」2019年11月5日配信)
※3 倉持由香『グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術』(星海社新書、2019年)
※4 「天才テリー伊藤対談『オフレコ厳禁』連載1096 ゲスト・倉持由香」(『アサヒ芸能』2019年5月16日号)
※5 「川崎あや『さようなら、ハイレグ天使』」(『FLASH』2019年9月24日号)

※タイトルの氏名に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(11/5  18:50)

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