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《カナダで年越し》英メーガン妃はなぜ”炎上プリンセス”になってしまったのか

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, 国際

「2019年は、かなり凸凹の道でした」

 英女王エリザベス2世(93)のクリスマス・メッセージのこの一言に、女王の胸中が集約されている。昨年初めに夫君のフィリップ殿下(98)の運転する車の衝突事故が起き、殿下は無傷だったが女性2人が負傷してしまった。5月に最愛の孫ハリー(ヘンリー)王子(35)とメーガン妃(38)に赤ちゃんが生まれ、英国中にアーチー(男児の名)ブームが巻き起こったのも束の間、こんどは女王の二男アンドルー王子(59)に未成年者との買春醜聞問題が浮上。挙句の果て、夫君フィリップ殿下が体調の不調を訴えクリスマス直前に緊急入院してしまった。英王室にとり2019年はまさに凶年そのものだった。

メーガン妃は雑誌の表紙に引っ張りだこ ©文藝春秋

 さらに女王の苦悩に追い打ちをかけるハプニングが起きた。女王が最も楽しみにしているサンドリンガム・ハウスのクリスマス恒例行事を、ハリー王子とメーガン妃がスルーしたのだ。

女王にとって1年で最もプライベートで大切なイベント

メーガン妃とヘンリー王子 ©アフロ

 サンドリンガムはロンドンから北へ車で2時間半余り。北海に面する、静かで穏やかな女王の避寒地である。サンドリンガム・ハウスは、ウィンザー城のような豪壮な城とは異なり、小ぢんまりとした城館で、英王室所有ではなく女王の私邸だ。ここで毎年、女王はクリスマスから春先まで、夫君フィリップ殿下と過ごす。そのサンドリンガム・ハウスに王族を集め祝うクリスマスが、女王にとって1年で最もプライベートで大切なイベントなのだ。

「女王は一足先にサンドリンガムに到着し、料理の献立内容にいたるまでクリスマスの支度の陣頭指揮をとります。今年のサンドリンガム入りは、フィリップ殿下がロンドンの病院に入院した12月20日でした」(元侍従)

 そしてクリスマスが来る。