「24日はアフタヌーン・ティーで始まり、午後6時に19世紀のビクトリア女王以来の習慣通り、お互いのプレゼントを開きます。子供が寝室に消えた後、正装のクリスマス・イブのフルコース・ディナーが始まります。 25日は近くの教会の午前11時のミサに、若い人は徒歩で、女王は車で出かけます。待ち構えた地元の住民や熱烈な王室ファンに王子や王女が話しかける、リラックスした雰囲気ですよ。午後2時半過ぎには七面鳥のローストやクリスマス・プディングなど伝統のクリスマスの午餐が終わり、BBCで放送される録画済み女王のクリスマス・メッセージを視聴する、というのが例年の流れです」(同前)
エリザベス女王を落胆させたハリーとメーガンのカナダ休暇
昨年のサンドリンガムのクリスマスは異例の事態が重なった。
「間際に入院したフィリップ殿下が24日に退院し参加できたのは朗報でした。もっとも殿下はほとんどベッドで過ごしたようですが……。予想通りアンドルー王子は欠席でした。国際少女売春斡旋リンクへの直接関与の疑惑が写真付きで報道され、公務から除外された王子は蟄居の身です。
でも最も女王を落胆させたのはハリー王子とメーガン妃が生後7カ月のアーチーを連れ、6週間のカナダ休暇に旅立ってしまったことでした」(在英ジャーナリスト)
メーガンがドラマの仕事で7年過ごし、友人も多いカナダ
サンドリンガムのクリスマス欠席自体はそう珍しくないという。
「ハリーのお兄さんのウィリアム王子(37)とキャサリン妃(37)は、2012年と2016年の2度、クリスマスを同妃の実家で過ごしています。もしハリーとメーガンが米国にメーガンの母親ドリアを訪ねたのなら話は違ったはずです。でも行き先はメーガンがテレビドラマの仕事で7年過ごし、友人も多いカナダと判明。太平洋岸の景勝地バンクーバー島でワイルドライフを満喫するカップルの姿が報じられ、空気はガラリと変わりました。じゃあ、女王よりメーガンの友人と一緒のカナダのクリスマスが大事なの、と非難され大炎上したのです」(同前)