12月29日、秋篠宮家の次女・佳子さまが25歳の誕生日を迎えられた。
今年は3月に国際基督教大学(ICU)を卒業され、今後は進学や就職をせず、本格的に公務に取り組まれることが宮内庁から発表された。そして9月には、初めて外国(オーストリア、ハンガリー)を公式訪問された。現在でも学習院女子高等科時代から続けられているダンスに磨きをかけられて、ダンスの発表会での生き生きとした表情とキレのいい身のこなしが、写真とともにたびたび報じられている。レスター大学大学院博物館学研究科を修了され、現在は「インターメディアテク」に勤務されている姉の眞子さまとは対照的だ。
佳子さまが「ライフワークとして持てるもの」とは
11月、秋篠宮さまは誕生日を前にした記者会見で、佳子さまの就職と結婚、そして「ライフワーク」について言及された。
「就職と結婚についてですけれども、今時点で、就職について私からお話しすることはありませんが、何か一つですね、一つではなくてもいいんですけれども、彼女のライフワークとして持てるものというものがあると良いのではないかなと思っています。また、結婚については、私はまだ聞いておりません」
佳子さまが、「ライフワークとして持てるもの」とは何なのだろう。この1年のご活動を振り返ってみると、特に外国公式訪問からお帰りになられた後、佳子さまが主体となって臨まれた公務には、従来からの「パフォーマンス」と、新しく「女性の視点」というキーワードが見えてきた。
まず「パフォーマンス」というキーワードで言えば、9月29日の「第6回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」と、10月20日の「第15回東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート」へのご臨席は、どちらも以前から佳子さまが担われてきた公務で、佳子さまは手話であいさつをされたり、参加した人たちへ気さくなご様子で声をかけられていたようだ。