1ページ目から読む
2/3ページ目

「少年の主張全国大会」ではタレ目風のアイメイク

 12月8日に行われた「第41回少年の主張全国大会~わたしの主張2019~」には、弟の悠仁さまとともに臨席され、発表者との懇談に臨まれている。秋冬にかけて、佳子さまは数着のカラフルなツイード地スーツをお召しになっているが、悠仁さまとご一緒の時は、落ち着いたワインレッドを選ばれていた。定番のロングヘアをくるくるとカールさせたハーフアップスタイルと、タレ目風のアイメイク、ふんわりチークからも華やかさとともに柔和な雰囲気作りを意識されていたように思った。会場で、佳子さまはいつものように背すじをピンとのばされて、身振り手振りを交えた中学生のスピーチに耳を傾けられていたが、悠仁さまは少し緊張されたのか、しばしば手元の資料に目を落とされていたという。

12月8日、「第41回少年の主張全国大会」会場に到着された佳子さま、悠仁さま ©時事通信社

印象的だったポニーテールとキャットアイ

 一方、「女性の視点」が際立っていた公務として、10月14日に行われた「コミュニティアクション チャレンジ100アワード表彰式」は印象的だった。これは、「少女と女性の視点に立って、コミュニティをよりよくするための活動を広く一般から募集し、優れた活動を表彰」(公益社団法人ガールスカウト日本連盟HPより)する式典だという。

10月14日、「第1回コミュニティアクション チャレンジ100アワード表彰式」に出席し、あいさつされた佳子さま ©時事通信社

ADVERTISEMENT

 佳子さまは、台風19号の被害について、「亡くなられた方々に心から哀悼の意を表します」と述べられ、「ガールスカウトの活動が明るい未来につながることを願います」とあいさつされた。この日の佳子さまはブルー系のツイードスーツをお召しになっていて、凛とした強さを感じさせる装いだった。ポニーテールと、きりっと目力を強調したキャットアイメイクのようなアイラインからも、同じようなメッセージが感じられ、公務に合わせて、あえてご自身の雰囲気を変えられているように思えた。