【野球メシ】西武・選手たちも口にした懐かしの球場グルメ

メヒアも顔を出す「さやま食堂」

　さて、我が本拠地・メットライフドーム。ネーミングライツで球場名が変わっていますが、個人的には「西武ライオンズ球場」ですね。屋根が架かる前、本塁打や勝利の瞬間に夜空を焦がした花火が懐かしく思われます。以前は、報道関係者用に「日替わり弁当」がありました。アツアツのごはんに趣向を凝らした惣菜が楽しみでした。それが「天ぷら」の時は嬉しさ倍増。今は、うどん、そば、カレーライスなどになりましたが、あのメニューを復活してほしいものです。

　シーズンオフ、記者室に詰めている時は球場近くにある「さやま食堂」から出前を取ります。ここの名物は「長崎ちゃんぽん」。具が豊富で食後の満足感は何ともいえません。それと、唐揚げなどの定食類もあり、袋に入った「ふりかけ」が付いているのが特長です。また、お店には選手たちも頻繁に訪れ、カウンターだけの店内ですが壁にはサインなどが直接書かれています。選手の一番人気は焼肉にニラを加えた「スタミナ焼肉定食」。これを、たまに顔を出すエルネスト・メヒアが、箸を器用に使って食べる姿を想像すると微笑ましいものですね。

　お腹空いてきました？

◆ ◆ ◆

※「文春野球コラム ペナントレース2017」実施中。この企画は、12人の執筆者がひいきの球団を担当し、野球コラムで戦うペナントレースです。

あなたにはこちらもおすすめ！

【西武】チーム好調の原動力は新主将・浅村栄斗とスコアラーにあり