5月22日現在、我が東北楽天は26勝11敗でパ・リーグ単独首位!
よっしゃー! しかしながら二位との差はこれだけ勝っても3ゲームと、さすが福岡ソフトバンクホークスさんでございます。もちろん優勝の二文字はまだ早いなんて百も承知なのですが、SNS等でちらほら見かけるんですよ。あの時より強いんじゃないか? あの時と同様に外国人が活躍しているよな? あの時も貯金16は岩手の試合だったぞっ!
そう、あの時とは2013年、楽天が日本一になった年の事である。あの時は82勝59敗3分の貯金23で優勝やったのですが、マー君こと田中将大投手がシーズン24勝0敗。一人で貯金を24個作るてオバケですよねっ。そら抜けたらきついわなぁ……。
おーい聞いてるかー、たなかー! 帰って来てくれー! たなかー! 楽天には田中が必要だぁー!
そんなファンの声が聞こえたのだろう。5月16日の日本ハム戦、とうとう楽天の一軍に田中が帰って来たのだ!
「カー君」こと田中和基は持っている選手だ
ただ、田中は田中でもマー君ではなくカー君! 2016年ドラフト3位で立教大学から入団した右投げ両打ちの外野手、田中和基選手である! 楽天ではすでに同期のドラフト4位菅原秀投手、5位森原康平投手、9位高梨雄平投手が一軍デビューし、初勝利をつかみ、さらに立教大学の同級生であるオリックス8位の沢田圭佑投手に西武6位の田村伊知郎投手も一軍デビューは終わっており、本人にとっても待ちに待った一軍昇格であった。
17日には最終回にセンターの守備固めで一軍デビュー。19日のロッテ戦は代走で出場すると、自慢の脚で初盗塁を記録し、暴投による進塁の後そのままホームインで初得点。そして翌日には9番ライトで先発出場し、第4打席に初ヒットを放ち、迎えた延長12回の第5打席、フルカウントからの高めのストレートをレフトスタンド中段へツーランホームランで楽天を勝利に導いた。
この日の田中選手は、初スタメン、初ヒット、初ホームラン、初打点、初決勝打の初ものづくし! マー君同様に持っているこの選手いったいどんな選手なんだ?