文春オンライン

「搾取されて搾取されて……」14歳年下の“パパ活女子”と結婚した44歳男性は、いま幸せなのか?

「元パパ」と「パパ活女子」の夫婦対談 #2

2020/01/23
note


美咲 そうやって出会う女の人って何だかんだで、この人いくらぐらい出せるんだろうというのは値踏みするわけだから。この人が売れてない漫画家だったら、私も多分ここにはいないと思います。

パパ そりゃそうだ。

結婚しても“パパ活”は続いている?

――独身時代は追われるようにパパ活をしていた美咲さんですが、結婚して落ち着いた? 

ADVERTISEMENT

美咲 わが家の場合、たとえば5万円の物が欲しいってわがままを言うとしたら、お小遣い帳を付けるんです。5万円マイナスって書くと、それが手に入る仕組みです。

パパ どれだけ赤字積もっても返済なしです。記録だけしておかないと忘れるので。

――お小遣い帳制度ができただけでやってることは大差ないじゃないですか!

©iStock.com

美咲 だからといって旦那に、30~40万のバッグを定期的に買ってくれということは言わなくて。

パパ 買えると思うと大していらなくなるんだよね。今はだいぶ落ち着きました。

美咲 だから買わないよね、そんなにね。

パパ 最近は家とか言い出したんですけどね。

美咲 いいよと言ってくれるだけで、精神的に保たれる部分があって。今も満足はしているんです。

「金で殴ったらいいというつもりでやってる」

――なるほど。いや、言葉通りに受け止めていいのか……出会った時は「金づる」だと思っていたと言っていましたよね?

美咲 それは本人にももう言ったよね。

©iStock.com

パパ こっちも金づると理解してやってますから。パパは皆そうじゃないですか。最初は金づるだと思われていても、こっちの金で殴ったらいいというつもりでやってるわけだから、きっと。

――美咲さんの「物やお金は信用できるけど愛情は信用できない」という考えは変わったんですか。

パパ どうなの?