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デートの“お手当”は10万円以上……パパ活女子大生が明かす「50代会社役員と寝た日のこと」――文藝春秋特選記事

「私は昭和生まれの男性に惹かれます」

2020/01/18

「文藝春秋」1月号の特選記事を公開します。(初公開 2019年12月21日)

「何でも聞いてくださいね」

 店員が往来するカフェの一席でそう微笑んだ優子さん(32)には、人に聞かれてまずい話をするという気負いは見えなかった。彼女の上品な物腰に加え、襟付きシャツに黒のスカートスーツという落ち着いたファッションでは、この席の話題が彼女の「パパ活」だとは、周囲の誰もが思わなかっただろう。

 パパ活とは、女性が食事やデートに付き合う対価として、「パパ」である男性から金銭を受け取る活動を指す。優子さんはこう語る。

「パパ活を始めたのは昨年の夏です。女性ができる副業で、社会性を磨けるものを探していてたどり着いたのが交際クラブでした」

©iStock.com

どんな関係性でも必ず「お手当」を挟むのがルール

 彼女の本業は会社員だが、契約社員で将来が不透明な立場。そこで、今の仕事に差し支えない範囲でできる副業を探す中で、パパ活の道へと足を踏み入れた。水商売も考えたが、未経験でこの年齢からは厳しいと躊躇したのだという。

 交際クラブを通して月1~数回のオファーを受け、男性と会う。ほぼ会社帰りなので、この日と同じようなビジネスファッションだ。

 最初はレストランやバーで食事や会話を楽しむ。その先に体の関係を持つこともあるし、互いに気に入れば定期的に会うようになる。ただ、どんな関係性でも必ず「お手当」を挟むのがパパ活のルールだ。

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パパ活は“人生勉強ができる副業”

 優子さんは3つの交際クラブに登録しており、その一つのミニイベントにも参加したことがあるという。その場に集まった「パパ活女子」は5人。

「私と同い年くらいで、同じオフィスにいるような方ばかりでした。もっと華やかな方がいるのかなと思っていたので安心しました」

 そう振り返る優子さんは、パパ活を、ごく普通の女性が行う副業として、しかも人生勉強までできる好機として、終始ポジティブに語るのだった。