交流戦とはプロ野球同窓会である
2017年、早いもので松坂世代の矢野謙次は36歳。若いと思っていた大田泰示も本日6月9日が27歳の誕生日だ。数年前、この矢野や大田、キャッチャー市川友也らが揃って巨人2軍のジャイアンツ球場でプレーしていたこともある(市川にいたっては3軍戦の守備のミスで観客席から猛烈に野次られているシーンに遭遇した)。それを考えたら、綺麗ごとではなく移籍して本当に良かったなと心から思う。会社員の転職と同じで、人も果物も動くタイミングを逃すとやがてその場で腐っちまう。
もちろん彼らには新天地でも活躍してほしい。同時に今は「元・巨人」選手のプレーはあまり熱心に追いかけすぎないようにしている。正直、懐かしい過去を振り返る時はたまにある。でも、近付きすぎないようにも気をつける。何て言うのか、昔一緒に汗を流しバカをやった元同級生くらいの距離感だ。「おぉ頑張ってるな」なんつってFacebookでたまに近況を知るぐらいがちょうどいい。
そして、年に1度、交流戦という名の同窓会で再会するわけさ。
9日からは札幌での3連戦、久々に矢野謙次や大田泰示に会える。みんな元気でやっているだろうか?
See you baseball freak……
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