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「韓国での活動は諦めろ」現地紙も飛び付いた唐田えりか“未成年不倫”の代償

2020/01/25

source : 週刊文春デジタル

genre : エンタメ, 芸能, テレビ・ラジオ, 国際

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 同年にはまた韓国で、LG電子のスマートフォンのテレビCMに出演。清楚かつ爽やかな存在感で、顔と名前を広く知られるきっかけを作った。「牧場でスカウトされた」というエピソードも同時に伝えられ、純真無垢なイメージの定着に役立ったようだ。

釜山国際映画祭での唐田えりか(左)と東出昌大(2018年10月) ©AFLO

 そして韓国でブレイクする端緒をつかんだのが、2019年の「アスダル年代記」。韓国では破格の制作費540億ウォン(約51億円)を投入、大きな注目を集めたファンタジードラマだ。

 唐田は同年9月に放送されたパート3で、"モモ族" と呼ばれる部族の若い女族長 "カリカ" 役を熱演。清潔感あふれる美貌とりりしい演技が好評を博し、初登場回放送(同月7日)直後には「唐田えりか」のワードがNAVERの検索語ランク1位に。韓国での今後に大きな期待が高まっていた。

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「韓国での活動は諦めろ」

 だがそんな活躍も、今回の不倫騒動で水の泡となる公算が高い。保守的な貞操観念で知られた韓国もこの数十年で大きく様変わりしたが、やはり芸能人の不倫がキャリアに与えるダメージは非常に大きいからだ。

東出昌大と唐田えりかについて報じる朝鮮日報電子版(1月23日付)

 韓国での報道では、不倫関係が始まった当時19歳だった点も特にクローズアップされている。

「 "未成年の時に既婚俳優と出会い" …唐田えりか不倫説に日本大騒ぎ」(「中央日報」1月23日付)
「唐田えりか不倫が日本で騒動に… "不倫の始まりは未成年の時から" 」(「朝鮮日報」同)
「未成年の時に?…不倫時期にいっそう非難集める唐田えりか "反省" 」(「国民日報」同)

 といった調子だ。ポータルサイトのコメント欄でも、唐田への批判が多数見られる。

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