……とある事情で病に倒れ、作品が発表されなくなり、仕事場兼住まいのマンションは荷物で埋まり、漫画喫茶で寝起きするようになった漫画家・桜玉吉。そんなこんなで、伊豆の山奥に独り暮らしてはや5年。季節のうつろいを楽しみ虫との戦いに苦しむ。車に乗れば事件が起こる。ゆるゆるな伊豆の山荘暮らしや虫との闘いを描いた『日々我人間 2』からそんな日常をチラっとお届け!

◆◆◆

家の前で初めて会ったおじいさんと立ち話していたら……

 
玉吉談「首輪してたので迷い犬かな。『以前、一匹飼い主探して届けた』なんて話をおじいさんがしたのをちゃんと聞いてるみたいで面白かったよ!」

落ち葉との戦いが終わる日は突然やってくる

ADVERTISEMENT

 季節が変われば、裏山一杯分の落ち葉が家の前に吹き溜まる桜家。レレレのおじさんのごとく除草作業に追われる日々が終わるのは、こんな日。

 
玉吉談「毎日どとうの落ち葉攻撃に対処していたから、何かずーーっと続くかのように……ヤバいな俺」