……とある事情で病に倒れ、作品が発表されなくなり、仕事場兼住まいのマンションは荷物で埋まり、漫画喫茶で寝起きするようになった漫画家・桜玉吉。そんなこんなで、伊豆の山奥に独り暮らしてはや5年。季節のうつろいを楽しみ虫との戦いに苦しむ。車に乗れば事件が起こる。ゆるゆるな伊豆の山荘暮らしや虫との闘いを描いた『日々我人間 2』からそんな日常をチラっとお届け!
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家の前で初めて会ったおじいさんと立ち話していたら……
落ち葉との戦いが終わる日は突然やってくる
季節が変われば、裏山一杯分の落ち葉が家の前に吹き溜まる桜家。レレレのおじさんのごとく除草作業に追われる日々が終わるのは、こんな日。