(4) iPhoneを手前に傾けると自動的にスリープが解除されるのを無効にする
iOS 10では、iPhoneを手前に傾けることで自動的にスリープが解除されるようになりました。
デスク上に置いたiPhoneを少し手前に持ち上げるだけで画面が表示されるため、時刻を確認したり、目を離している間に電話やメールの着信がなかったかをすばやく確認するには便利です。しかし、誰かにiPhoneを取ってもらう際にそれらを見られてしまう可能性もありますし、バッテリーを少なからず消費する可能性もあります。
この機能を無効にするには、「設定」→「画面表示と明るさ」を開き、「手前に傾けてスリープ解除」をオフにします。
(5) 写真撮影時にシャッター音が鳴るのを止める
写真撮影時のシャッター音は、iOSのバージョンが進むにつれ不自然なほど音が大きくなり、ちょっとした撮影でも周囲に気を使わなくてはいけないほどになりつつあります。盗撮防止などのために実装されているとは言え、静かな場所での撮影では不便なことこの上ありません。赤ちゃんの寝顔を撮ろうとして、大きな音に赤ちゃんが目覚めてしまったというケースもあります。
シャッター音を消すためには裏技的な方法もありますが、もっとも手軽なのは、いわゆる無音カメラアプリを導入することでしょう。MicrosoftがiPhone向けに提供しているカメラアプリ「Microsoft Pix」であれば、静止画はもちろん動画についても、シャッター音を鳴らさず静かな撮影が行えます。広告なしで無料で利用でき、かつ絵画調への変換フィルタも搭載された高機能なカメラアプリなので、標準のカメラアプリと置き換えるのにおすすめです。