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2020/02/09

source : 週刊文春デジタル

genre : エンタメ, 芸能, 社会

「別に」騒動以降は、しばらく芸能活動からは遠のいたが、2009年の結婚など再びメディアを騒がせるようになる。2012年の映画「ヘルタースケルター」(蜷川実花監督)では、全身整形によって美しさとスタイルを手にしてトップモデルへと上り詰めたヒロインを怪演し、清純派とは一線を画した演技で再びファンの心をつかんだ。この映画では、薬物に手を出すシーンもあった。同年には週刊文春が沢尻被告の大麻使用疑惑を報じた。さらに2015年の映画「新宿スワン」(園子温監督)でもドラッグに手を出す風俗嬢を演じ、お茶の間では「沢尻被告=ドラッグ」というイメージがついていたことも否めない。

初公判は黒のパンツスーツに濃い赤の口紅だった

映画「ヘルタースケルター」会見での沢尻被告

 そのようなイメージのついた沢尻被告には捜査当局からも注目されてしまう危険性が高いともいえる状況の中でなぜやめることができなかったのだろうか。

 初公判には、一般傍聴席を求めるファンらが2000人以上も集まった。開廷すると、上下黒色のパンツスーツを着て、黒い髪を後ろで結んだポニーテール姿の沢尻被告が現れた。口紅の濃い赤が美しさを際立てる沢尻被告に傍聴席から視線が集まった。

 起訴状によると、沢尻被告は昨年11月16日に東京都目黒区の自宅マンションで、カプセルに入ったMDMAを含む粉末約0.19グラム、LSDを含む紙片約0.08グラムと液体約0.6グラムを所持。裁判官から問われると「間違いありません」とはっきりとした口調で答えた。