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槇原の父は「親としては複雑です」
父は親心をのぞかせる。
「(以前の事件を考えたら)そら一切関係ないほうがいいし、親としては複雑です。でもコレではっきりしてほんとに良かったと思います。僕はあの19年前から、(奥村の姿を)一切、見ていないんです」
2人の関係に変化が起きたのは昨年だった。
「奥村被告のカネ遣いの荒さや、仕事のルーズさに周囲が怪しんだのです。『もしかしたらまた薬物をやっているのではないか』と。槇原本人とスタッフが奥村と話し合いの場を持とうとしても、奥村が約束の時間に姿を見せない。事務所の社長という立場でそれは許されない。同時期にプライベートでの関係も悪くなり、同棲を解消しました」(レコード会社関係者)
槇原は3月初旬から全国ツアーの真っ最中だった。
「ツアー中に社長を解任するなんて本当はしたくなかった。だが、奥村は『辞任という形で退職金をもらえないか』などとゴネたそうです」(同前)
起訴状における奥村の覚せい剤使用日は、解任4日後の3月16日だった。
父が語る。
「親を心配させたらアカンと思うてたんでしょう、(経緯は)全然知りません。僕は二度とないはずと息子を信じてるけど、なにより、ホッとしたんです」
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