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愛子さまが「ICU」ではなく「学習院文学部」を選ばれた“意味” 天皇陛下も「本人の意向を尊重」

愛子さまが「ICU」ではなく「学習院文学部」を選ばれた“意味” 天皇陛下も「本人の意向を尊重」

2020/02/23

source : 週刊文春デジタル

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高円宮家の長女・承子さまも婚約直前?

 高円宮家の長女・承子さまについて「週刊女性」は昨年の12月17日号で「婚約直前」と報じ、週刊文春デジタルは2月5日にアップした記事で承子さまとメガバンク勤務の男性との「海鮮居酒屋デート」や「しゃぶしゃぶデート」を報じている。女性宮家の議論はやはり喫緊の課題と言えるであろう。

高円宮承子さま ©文藝春秋

 政府関係者が語る。

「安倍(晋三)総理は、本格議論は徹底的に避けたいお考えだと思います。東京五輪を成功裏に終わらせ、憲法改正を実現させるか、少なくとも道筋をつけ、総理退任後もかつての田中角栄さんのようにキングメーカーとして実権を握るというのが、安倍総理の描く理想でしょう。皇位継承の議論に少しでも踏み込み、藪蛇になることを安倍総理は最も恐れているのです。そんなことになれば支持基盤である保守層からそっぽを向かれかねないからです」

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女性宮家創設の議論はまたも先送り?

 共同通信は2月1日、「安定的な皇位継承策に関し、政府内で対策案提示の見送り論が浮上していることが分かった」としたうえで、「国会や世論を二分する論争を避け、結論を先送りしたいとの考えが背景にある。その場合、現在の皇位継承順位は維持した上で、女性宮家創設の必要性に触れる論点整理にとどまるとみられる」とする記事を配信した。これは、4月の立皇嗣の礼を待って始まるとされてきた議論が先送りされる可能性を指摘したものだ。背景にあるのは、やはり安倍総理の藪蛇を忌避する考えがあるとみるのが妥当だろう。

秋篠宮ご夫妻と悠仁さま ©JMPA