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 相次ぐ先輩タレントの退所に寂しさを感じる所属タレントも多いというが、一方で”チャンス到来”と色めき立っている後輩たちも多いという。顕著なのは、滝沢秀明社長が率いる「ジャニーズアイランド」に所属するジャニーズJr.の面々だ。

「大ベテランの先輩が退所するのを横目に、アイランド所属のJr.は団結力が高まっています。もともとアイランドに所属するJr.からすると、中居くんや長瀬くんは遥か雲の上の存在ですから、退所に実感が湧かないらしい。『中居くん辞めちゃうね、悲しいね』と話している程度ですよ」(ジャニーズ事務所関係者)

“無所属Jr.(ムショ)”にそういう子は多かった

 昨年他界したジャニー喜多川社長時代には、放っておかれて仕事がないというJr.も多かったが、事務所をめぐる環境が変わったこともモチベーションアップに繋がっている。

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「アイランドができるまでは、嵐などの先輩グループのバックダンサーのみの仕事で、半年間何も仕事がないということはザラにありました。特にグループに所属していない“無所属Jr.(通称:ムショ)”にそういう子は多かった。

”ムショ”の野澤祐樹。公式HPの「将来の夢」欄には「ユニットを組んで、舞台やコンサートでメインを出来るようになってデビューすること」

 でも、アイランドが出来てからは仕事がない子がほとんどいない。“ムショ”からの評判もとても良いです。例えば、“ムショ”の野澤祐樹くん(27)は、2011年からテレビ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で、16代目いいとも青年隊を務めていました。が、それ以降は目立つ仕事がなかった。しかし、滝沢くんは2019年に行われたジャニーズの先輩グループ『ふぉ〜ゆ〜』の舞台『放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味 篇』に出演させてあげるなどし、喜んでいましたね。他の“ムショ”の子も今後はSexy Zoneなど先輩のライブのバックにつくなど、仕事が増えています」(同前)

ふぉ~ゆ~の舞台「放課後の厨房男子」には“無所属ジャニーズJr.”の野澤祐樹が出演

 以前の体制のときには、退所を考えているジャニーズJr.も多かったという。