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 週刊文春デジタルでは2018年の9月と11月にも手越が“違法飲酒事件”を起こしていたことを報じたが、これについても事務所はスルーだった。

グアムでの手越祐也(2018年)
当時から六本木をホームにしていた手越(2018年) ©文藝春秋
六本木のビルに消えていく手越(2018年) ©文藝春秋

「この頃から手越さんの遊び方は、ラウンジからバーへ女性を連れ出し、朝まで飲み明かすというのがお決まりになりました。さらに地方で遊んでいる最中には揉め事などのトラブルも起こしていたとも聞いています。このあたりから事務所も手越さんを“問題児”だと扱うようになっていったようです。『ジャニーズを辞めたい』と手越さんがボヤくのを聞いたことがありますから」(前出・手越を知る友人)

 2018年は元TOKIOのメンバーが強制わいせつ事件を起こして事務所を退所した年でもある。2015年にメリー副社長(当時)のロングインタビューが週刊文春に掲載され、2016年にメリー氏独裁体制への反発からSMAPが解散。ジャニーズのパワハラ的な企業体質は問題視され、大きく転換していった。そんな中で、手越を守り切れなくなったというのが、今回の芸能活動自粛処分の本質なのではないか。

後ろ盾を失った“裸の王様”

「決定的だったのは、2019年にジャニーさんが他界して体制が変わり、メリーさんの娘の藤島ジュリー景子さんが社長に、元タレントの滝沢秀明さんが副社長になったことです。メリーさんはいまだ会長に鎮座していますが、もう前面に出てくることはなくなった。それによって、ジャニーズタレントの綱紀粛正のムードも高まりました。

 今回の処分のウラには、滝沢さんと手越の人間関係があるのではと勘繰る向きもありますが、実際には、“裸の王様”手越を甘やかしてきたジャニーさん、メリーさんという後ろ盾がいなくなったことが一番の原因なのです」(ジャニーズ事務所関係者)

ジャニーズ事務所の新社屋 ©共同通信社

 そんな移ろいゆくジャニーズに対して、手越は怒りと失望を覚えているようだ。別の友人はこう話す。

「手越くんは怒りをむき出しにして、『こんな事務所はもう辞める!』と話していました。もともと手越くんは、28歳の頃に『ジャニーズは30歳まで』と話していた。さらにグループの人数が減り、年齢が30歳を超えても活動する『KAT-TUN』を見て馬鹿にすることもあった。『外見もカッコよくない』と。