iPhoneの便利機能が生きる
もちろん、子供が見ていたホームページも全てチェックできる。
我が家で、3歳半の息子がiPadでYouTubeを見まくっていて困り果てていたのだが、スクリーンタイムを活用し、1日のYouTube視聴可能時間に上限を設定。また、YouTube以外のアプリを使いまくり、iPadを見続けていた時には、筆者のiPhoneから遠隔でiPadを使えなくなるようにすることで、子供のiPad依存から脱却することができた。
もう一つ、iPhoneで便利なのが、「探す」という機能だ。通常、iPhoneなどをなくした際に使う「探す」というアプリがあるが、ファミリーとして紐づいていれば、子供のiPhoneの場所を地図上に表示することが可能。つまり、子供が今どこにいるかも手に取るようにわかるのだ。
子供にスマホを買い与え、親が何も関心がない状態だと、子供は好き勝手にスマホを使ってしまう。スクリーンタイムで「iPhoneをどのように使っているか」「ルール通りに使っているか」を親がいつでもすぐに把握できるというプレッシャーを子供に与えるだけでも、子供がスマホを使いすぎ、危険な目に遭うことから避けられるのではないか。
これらの機能は全て無料で使うことが可能だ。iPhoneの標準機能であるため、余計なアプリを入れる手間もない。キャリアなどではフィルタリングサービスやセキュリティ保護機能などを有償で提供していることがあるが、そんなものは無視して「スクリーンタイム」だけ使えばいい。それぐらいよくできている。
Androidスマホでも、似たようなアプリはあるのだが、自分でアプリをインストールするなどの手間がかかるので注意が必要だ。