1ページ目から読む
3/3ページ目

どのキャリアを選べば良いのか?

 では、子供のiPhoneはどこで契約すればいいのか。

 まず、お勧めしたいのが、親である自分と同じキャリアだ。

 7月からの中学校へのスマホ持ち込みが解禁になるせいか、KDDIが「U15 スマホスタート割」というキャンペーンを始めた。U15というのは「15歳以下」ということだ。KDDIは最大12カ月、1000円を割り引く。NTTドコモも同様のプランを準備中だ。

ADVERTISEMENT

au(KDDI)の「U15スマホスタート割」(auホームページより)

 ソフトバンクにはU15に限らない「スマホデビュープラン」が存在する。

ソフトバンクのU15に限らない「スマホデビュープラン」(ソフトバンクホームページより)

 KDDI、ソフトバンクともに、これらのプランに加入した場合、家族での複数回線契約となるため、親の回線が割引の対象となる。回線が増えれば、それだけ割引額が増えることもあるので、「親と子供は一緒の携帯電話会社」をまず優先的に検討すべきだろう。

 いずれのデビュープランも「月額980円から」ととてもリーズナブルな料金をアピールしているが、「データをほとんど使わない」「複数回線」「光回線とのセット割引」「最初の12カ月限定の割引」など、様々な割引を適用させた額となっている。実際に子供がデータ通信を使えば、それだけ請求される金額は跳ね上がるので注意は必要だ。

 すでに親がMVNOといった格安スマホに切り替えているのであれば、契約は格安スマホ会社を選びつつ、端末はアップルストアでSIMフリーのiPhone SEを組み合わせるといいだろう。

 いずれにしても、こまめにスクリーンタイムで子供が「使いすぎていないか」「怪しいサイトを見ていないか」をチェックして、気になるようであれば、子供に随時、確認し続けることが大切だ。