どのキャリアを選べば良いのか?
では、子供のiPhoneはどこで契約すればいいのか。
まず、お勧めしたいのが、親である自分と同じキャリアだ。
7月からの中学校へのスマホ持ち込みが解禁になるせいか、KDDIが「U15 スマホスタート割」というキャンペーンを始めた。U15というのは「15歳以下」ということだ。KDDIは最大12カ月、1000円を割り引く。NTTドコモも同様のプランを準備中だ。
ソフトバンクにはU15に限らない「スマホデビュープラン」が存在する。
KDDI、ソフトバンクともに、これらのプランに加入した場合、家族での複数回線契約となるため、親の回線が割引の対象となる。回線が増えれば、それだけ割引額が増えることもあるので、「親と子供は一緒の携帯電話会社」をまず優先的に検討すべきだろう。
いずれのデビュープランも「月額980円から」ととてもリーズナブルな料金をアピールしているが、「データをほとんど使わない」「複数回線」「光回線とのセット割引」「最初の12カ月限定の割引」など、様々な割引を適用させた額となっている。実際に子供がデータ通信を使えば、それだけ請求される金額は跳ね上がるので注意は必要だ。
すでに親がMVNOといった格安スマホに切り替えているのであれば、契約は格安スマホ会社を選びつつ、端末はアップルストアでSIMフリーのiPhone SEを組み合わせるといいだろう。
いずれにしても、こまめにスクリーンタイムで子供が「使いすぎていないか」「怪しいサイトを見ていないか」をチェックして、気になるようであれば、子供に随時、確認し続けることが大切だ。