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庭から一部白骨化した次女の遺体が……
夫婦の自供に基づき、庭から一部白骨化した次女の遺体が発見された。
「司法解剖の結果、死亡時期は1歳に満たない昨年7月頃。『気が付いたら死んでいた』とのことだが、頭部に損傷の痕があった。死亡経緯については夫婦で主張が食い違い、互いをかばいあっているようだ」(前出・捜査関係者)
幼子の死を隠蔽し、新たな命を替え玉にしようとした行為は悪質極まりない。
それが露見しなかったのは、京田家の子たちは病院ではなく自宅で生まれていたためだ。それも、バスタブなどに羊水と同じ塩分濃度のぬるま湯を張って行う「水中出産」だったという。
さらにこの夫婦には、特殊な子育て方針があった。
「頑なに子供を病院に連れて行かないんです。ワクチンさえ接種していなくて、上のお子さんのアトピーやアレルギーも放置された状態でした」(夫婦の知人)
実家は裕福だったようで、事件現場となった家は陵の父親が無借金で建てた築30年の一戸建て。父親はドラッグストアを展開する地元企業の元役員で、兄は医師をしているという。両親は札幌市内にマンションを購入し、すでに転居しているが、陵はここで小中高時代を過ごした。
中高の同級生らによれば、その人物評は「大人しくて真面目」、「勉強はできたが印象の薄い奴」。