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性行為30回で億万長者に、自殺者は3人に リアリティ番組が過激化したイギリスでの顛末――2020上半期BEST5

視聴者の攻撃的な反応を生みやすいとする調査も

2020/08/10
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キャストへのサポートを義務づける議会決定も

 一般参加者を嘘発見器にかけて争わせる『ジェレミー・カイル・ショー』でも自殺者が発生したことによって批判がより高まった結果、2019年、キャストへの中長期的サポート等の調査報告を義務づける議会決定がイギリスで下された。

マイク・サラシーティス ©getty

 しかし、2020年には、またしても自殺者が出てしまう。恋人への暴行疑惑で起訴されていた『ラブ・アイランド』司会者キャロライン・フラックが遺体で発見されたのだ。英国王室ハリー王子との交際歴もある彼女の場合、「リアリティショーの女王」と呼ばれるほどのベテランだった。ダンス・コンテスト番組優勝で知名度を上げて前出『ビッグ・ブラザー』シリーズのホストも務めていたのだから、人生をリアリティショー・ビジネスに捧げた存在と言える。

 亡くなる前日に母親に送られたという、公表を見送った声明文には、暴行疑惑の否定とともに、誹謗中傷を受ける立場を生業とした人生、その後悔がつづられている。

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「多くの人々にとって、暴行罪で起訴されることは、人生観を変える経験かもしれません。しかし、私にとっては、もう普通のことになっていました。長いあいだ、ストレスに蓋をしていました。10年以上もの間、辱めや悪意ある意見を浴びせられることは仕事の一部だと自分に言い聞かせていたのです」「キャリアを取り戻したいわけではありません。ただ、どうしたら自分自身と家族の人生を取り戻せるのか考えています」。

「誰も見ないなら、誰もつくらないだろう」

 自殺・自傷防止の超党派議員団に参加するチャールズ・ウォーカー下院議員は、大勢の視聴者を惹きつける残酷なリアリティ番組は大衆の反映であると語った。「この問題は社会的な連帯責任だ。そうした番組を誰も見ないなら、誰もつくらないだろう」。

 司会を替えて新シーズンを放送する予定の『ラブ・アイランド』は、今やアメリカやドイツを含めた15カ国で制作・放送されるグローバル・コンテンツとなっている。

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2020年上半期「国際部門」BEST5 結果一覧

1位:白人警官はなぜ黒人を殺害するのか 日本人が知らない差別の仕組み
2位:ベトナム民間人虐殺、韓国政府提訴へ 「村人を1カ所に集めては手榴弾を……」残虐な加害の実態
3位:性行為30回で億万長者に、自殺者は3人に リアリティ番組が過激化したイギリスでの顛末
4位:「韓国は3歳児」と罵倒する“毒舌の美人妹”金与正の正体《金正恩死亡なら後継者に?》
5位:女性を「奴隷」にする卑劣な手口……韓国の残酷わいせつ動画配信「n番ルーム」のおぞましい実態

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