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 小池氏は黒岩氏や森田氏のような発信をしていなかったのか。

「小池知事はGoToに関しては慎重なスタンスでした。もし東京で何か起きてしまうと自分の責任問題になると思われたのかもしれません」

2人の関係が決定的に悪化したのは……

 菅氏がそう語る背景には、根強い“小池不信”がある。2人の関係が決定的に悪化したのは、2012年9月の総裁選。菅氏は安倍陣営の中心人物、小池氏も当初は安倍氏を支援する動きを見せていた。ところが、「土壇場になって、石破(茂)氏有利と見た小池氏は“勝ち馬”に乗ろうと、石破陣営に走った」(官邸関係者)という。

 以来、菅氏は小池氏について「信用できない」などと吐き捨て、小池氏が勝利した2016年7月の都知事選でも、増田寛也元総務相の擁立を主導。2017年9月に小池氏が希望の党を立ち上げた際には「信念のない政治は長続きしない」と痛烈に批判した。

安倍晋三首相 ©文藝春秋

 菅氏は今回のインタビューでも、小池氏と反目し、“都議会のドン”と呼ばれた内田茂元都議の手腕について逆に高く評価している。

「文藝春秋」9月号ならびに「文藝春秋digital」では、菅氏のインタビュー「すべての疑問に答える」を掲載。小池氏との攻防のほか、GoToキャンペーン批判への反論や、クルーズ船対応やアベノマスク問題の舞台裏、隙間風が吹いているとされる安倍首相との関係、「ポスト安倍」と言われることへの想いなどについて、8頁にわたって語っている。

出典:「文藝春秋」9月号

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