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心に全く響かない…安倍首相「戦後最悪の言語感覚」が日本を破壊する――文藝春秋特選記事

「スラスラだけどツルツル」な言葉の使い手

「世界最大規模」と言ってのける“おかしさ”

 柳田氏は、安倍首相が巨額の補正予算を成立させたとき、「世界最大規模」と胸を張って見せたことにも、言語感覚のおかしさを感じ取った。

 裏付けのない空約束を真顔で繰り返し、未来世代に税負担を残すことに何ら痛痒も感じていないように見える首相の姿に、柳田氏は「この国の未来」の危うさを感じ取った。

PCR検査は増えず ©共同通信社

〈安倍首相の言語感覚は、戦後の権力者の中で最悪のレベルにまで堕ちたと言いたい。言葉を壊す政治家は、国を壊す。事態は深刻だ〉

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 柳田氏が安倍首相のコロナ対策を痛烈に批判した「この国の『危機管理』を問う(2) 安倍首相の『言語能力』が国を壊した」は、「文藝春秋」8月号及び「文藝春秋 電子版」に掲載されている。新聞やテレビでは言及されない「危機管理の大失敗」の本質がよくわかる、全16ページの論考だ。

出典:「文藝春秋」8月号

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安倍首相の「言語能力」が国を壊した
心に全く響かない…安倍首相「戦後最悪の言語感覚」が日本を破壊する――文藝春秋特選記事

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