1ページ目から読む
4/6ページ目
河野太郎 ★5.0 「度胸はあるが、反原発は?」
イージス・アショア計画を撤回するなど非常に度胸があると評価できる政治家が河野さんです。
僕は河野さんのことを幼い頃から見ていますが、彼の中にはずっと一つの悩みがあるように思います。祖父である河野一郎、父の河野洋平、2人とも総理大臣になれなかったことです。
祖父も父も数々の功績を残した政治家ですが、あと一歩のところで総裁にはなれなかった。それはなぜなのか。河野さんはその答えを出せていないのだと思います。だから自分はどう行動したら総理になれるのか判断を決め切ることができずに、大きくブレることがある。行動が大胆になったり、消極的になったり曖昧になったりしてしまうのです。2011年の東日本大震災前から、河野さんは原発反対の代表的な政治家でした。でも今は何故かあまり反原発を主張しなくなりましたよね。
河野さんが総理になるには、彼自身のなかで親子三代にわたる悩みを解決し、答えを出すことが必要だと思います。