©根本好伸

 文藝春秋の電子書籍フェア「電書の森2020」のイメージキャラクターに就任した、春奈るなさん。

「ソードアート・オンライン」シリーズや、「<物語>シリーズ」「冴えない彼女の育てかた」シリーズの主題歌を担当するなど、アニメソング界を牽引してきた、人気アニソン・アーティストだ。

「電書の森2020」のフェア開始とともに、アザーカットをたっぷり収録した『デジタル原色美女図鑑 春奈るな Luna in Wonderland』も同時発売となった。

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 自身が大好きなアニメを仕事にする、その原動力は、好奇心とわくわくを忘れない普段の春奈さんに秘密があった。

©根本好伸

読書をするときには作品の世界観に没頭してみたい

――普段から、スマホを中心に電子書籍を読んでいるとうかがいました。どんな作品を読むことが多いのでしょう。

マンガとか、アニメの劇場版のノベライズなどが多いですね。
ノベライズ作品は、アニメを映像で見るときとはまた違って、キャラクターの心情が活字を通してリアルに伝わってくると思うんです。

電子書籍を読むのは大体がスマホ。マンガアプリをよく使っています。タブレットを使うこともありますね。マンガアプリには、待つと無料で読めるようになるものもありますが、私は一気に買っちゃう派です(笑)。ぜんぶ買ってしまって、好きなときに読みたいので。

最近は、藤井みほなさんの『GALS!!』を読んでいます。子どもの頃に『りぼん』で連載していた少女漫画で、その続編がはじまって。
ほかには、Twitterでバズっていたり、作者の方が第1話だけツイートで公開したりしていると、その作品もつい気になって買ってしまいます。

――最近はTwitter発のマンガも多いですね。本を買うときに、紙の本ではなく電子書籍で、と選ぶのには何か理由があるのでしょうか?

好きな作品は電子書籍も買いつつ、紙の本も買っています。紙には紙のよさがあるし、電子は電子のよさがあるので、両方を自分の目で見て確かめてみたいんです。紙で買うときは、書店に足を運びます。

電子書籍だけ買うのは、巻数の多いマンガでしょうか。どんなに多くても、スマホやタブレットに収まってしまうので便利ですね。しかもどこでも読める! スマホは欠かせないものだから、常に持ち歩きますもんね。

――移動中や、外出先で本を読むこともありますか?

うーん、実は、一番電子書籍を読んでるのは、寝る前かも。睡眠時間を削ってしまうんですが(笑)。

眠れない日とかに、ついついアプリを開いたが最後、止まらなくなって……。移動中ももちろん便利ですが、私は結構没頭してしまうタイプで……、その世界観により入り込みたいという気持ちが強いので、家で読むことが多いですね。