「セックスして一人前」
 こういう風潮にモヤモヤした経験、ありませんか?

 セックスということが、何か「大人になるための通過儀礼」であるかのようにされ、逆にその儀式を経験していないことは「未熟であり、モテない」とされてしまう風潮です。

 世の中に出回っている物語や広告でも、男女のカップルが精神的にも肉体的にも結ばれることこそがハッピーエンドとされるものにあふれていて、それ以外の幸せの形がないことにされているように感じます。

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 今回は、フィクトセクシュアルというセクシュアリティを自認する主人公が、この世の中の"セックス至上主義"について感じるモヤモヤの体験談をマンガでご紹介します。

※フィクトセクシュアルとは、架空のキャラクターのみに性的魅力を感じるセクシュアリティで、広義のAセクシュアルに含めて捉えられることも多い様です。キャラクターとの関係の結び方も、人それぞれです。