秋篠宮家の長女・眞子さま(28)は、新型コロナウイルスの影響で行事の延期や取りやめが続いているなか、今年1月以来、8カ月ぶりに公務で外出された。9月16日、日本橋三越本店を訪れ、「第67回日本伝統工芸展」を鑑賞されるとともに、授賞式に出席されたのだ。眞子さまは、4年前から日本工芸会の総裁を務められている。
感染防止対策のため、眞子さまに作品を説明する関係者の人数は例年より少なかったという。当日の午後、眞子さまが日本橋三越本店に到着された時、周辺には一般の買い物客も往来していた。そのためか、眞子さまは車を降りられると、出迎えた人に一礼をされた後、どちらへ歩けばいいのかわからないようなご様子を一瞬見せられ、“こちらです”と促されて館内へ向かわれた。その際に、眞子さまはご自分で容器をプッシュして手指の消毒をなさり、手首の内側から非接触の体温計で検温を受けられていた。
眞子さまの気品 スカイブルーのワンピース
眞子さまは久しぶりの公務でスカイブルーのワンピースをお召しになり、堂々とした存在感あふれる出で立ちだった。気品があり、成年皇族として経験を積んでこられた自信がにじみでているようでもあった。マスクを着用されていたが、眞子さまが人々に対して笑顔を見せられていることが伝わってくる。生き生きとした目元を演出されたアイメイクには、できるだけ表情が伝わるようにという思いを込められたのかもしれない。
眞子さまの公務から約1週間前の9月11日、紀子さまは54歳の誕生日を迎えられた。文書回答で「長女の結婚については、対話を重ねながら、親として娘の気持ちを受け止め、一緒に考えていくことが大切だと考えています。その中では、共感したり意見が違ったりすることもありますが、お互いに必要だと思うことを伝え合いつつ、長女の気持ちをできる限り尊重したいと思っております」と述べられている。
以前のような「娘と話す機会がない」(秋篠宮さま、2018年11月の誕生日会見)、「家族として非常に難しい状況の中にあります」(紀子さま、同会見)といった状況に変化の兆しがあり、秋篠宮ご夫妻と眞子さまの間で対話がなされつつあるということなのだろうか。