9月4日、ジャニーズ事務所は藤島メリー泰子(93・メリー喜多川)氏が代表取締役会長を退任し、名誉会長に就くことを発表しました。

 2019年に他界したジャニー喜多川氏(享年87)とともに、強権的な手法でジャニーズ事務所の隆盛を築いたメリー氏の事実上の“引退”によって、日本の芸能界は大きな転換点を迎えています。

©時事通信社

 メリー氏なくしてジャニーズ事務所の成長はなかったとの声もありますが、その強引な手法への批判も年々大きくなっていました。

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 メリー氏は2015年に「週刊文春」のインタビューの場で、公然とSMAPと当時のチーフマネジャーを“説教”し、2016年1月のSMAPの公開生謝罪、同年末の解散のきっかけを作った当事者でもあります。

ジャニーズのHPで発表されたメリー氏の会長退任

日本の芸能界にとっても大きな転機

 その後も錦戸亮(35)、中居正広(48)、NEWS・手越祐也(32)、TOKIO・長瀬智也(41)、少年隊の錦織一清(55)と植草克秀(54)らの退所が発表され、年末には嵐の活動休止も控えるなど、ジャニーズ事務所は所属タレントの流出が止められずにいます。

 メリー氏が経営の一線を退くことは、ジャニーズ事務所、ひいては日本の芸能界が公正な体質に変化できるかどうかの大きな分岐点なのです。

 そこで「文春オンライン」では、「ジャニーズ事務所メリー氏の会長退任を考える」緊急アンケートを実施しました。

質問
(1)メリー氏の退任はジャニーズ事務所や芸能界に影響を与えると思いますか(はい、いいえ、どちらとも言えない)。その理由もあわせてお書き下さい。
(2)あなたが応援しているジャニーズのグループは?(順位を付けて5つまで。)
(3)今後のジャニーズ事務所に期待することは?

 アンケートは9月16日までの10日間にわたって実施。15歳から84歳までの幅広い年齢層から多くの投票をいただきました。

 
 

 総回答数は452票(男性約46%、女性約54%)。