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「今日の面接の子、かわいかったな」「じゃあ採用!」女性を働きづらくする“職場の空気”の正体

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【漫画で読む】顔やスタイルで他人を勝手に評価するホモソーシャルな職場の空気

 職場だけに限らず、こうした「誰かの見た目やスタイルを勝手に審査する」という風潮は様々なところで見られます。たとえば、バイト先。たとえば学校のクラスやサークル。たとえば、たまたま誘われた飲み会で。

 思い返せば、面と向かって言われなくとも、なんとなく「見た目で判断されているな…」と感じて嫌な気持ちになったり、その空間にいることが怖くなってしまったり、そういう瞬間が私自身にもありました。

 また自分自身に対する評価ではなくても、誰かに対して見た目で「この人とはヤレる・ヤレない」というような発言があれば、「この人は自分に対してもそういう目で審査しているのだろう」と感じてしまいます。

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 そのときに、たとえ「ヤレる、付き合える、ランキング上位」などポジティブな方向に審査結果がおりていたとしても、それは決して気持ちのいいものではありません。なぜなら、それは勝手に見た目を審査され、まるで私という身体が商品の品評会にかけられているような気持ちになるからです。

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