YouTubeは9日で100万人突破!
どんな芸人でも、笑いのためなら体を張る覚悟は持っているものだ。だが、江頭のそれは次元が違う。常に全力投球で、命を懸けて笑いを生み出そうとする。そんな江頭の生き様は、一部のお笑い好きには高く評価されてきた。だが、世間一般にはなかなか受け入れられていなかった。
そんな江頭が今ではYouTubeの世界で華々しい成功を収めている。2020年2月に始まった彼のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」は、開設からわずか9日で登録者数100万人を突破。そこからも勢いは止まらず、10月16日現在では216万人を超えている。
今夜のエガちゃんねるは‼️
— エガちゃんねる EGA-CHANNEL 【江頭2:50】 (@samurai_badass) October 4, 2020
【どうした!?江頭
緊急検証!江頭は丸くなってしまったのか?】
深夜2:50配信スタートです!
お楽しみに!https://t.co/8nnlVKMk1u
ブリーフ団より pic.twitter.com/DzYaTvkz1C
その動画に寄せられたコメントも、ほぼすべてが好意的なものだ。ネガティブな感想を述べる人がほとんど存在せず、ポジティブな意見の多くは熱の込もった大絶賛である。
江頭が、なぜいまYouTubeの世界で成功を収めているのか。そして、それだけの人気を獲得できたのはなぜなのか。
実は「いい人」なのでは…?
その兆候は数年前からあった。江頭が密かにボランティア活動を行っていることが明かされ、実は「いい人」なのではないか、という話が広がり始めたのだ。
東日本大震災のとき、江頭がプライベートで被災地の救援活動を行ったという噂が流れた。本人は当初、沈黙を貫いていたのだが、あまりにもマスコミで騒がれてしまったため、インターネット番組の中で真相を明かした。借金して自腹で物資を集め、自らトラックに乗り込んで被災地に出向いていたのだという。
最近でも、九州豪雨の被害に遭った自治体に100万円を寄付することを動画の中で発表した。そういった江頭の一面を見て、彼のことを生理的に苦手だと感じていた人も、その人間性を再評価するようになってきている。
江頭がテレビなどで体を張った過激なネタをやるのも、災害などのボランティア活動に精を出すのも、彼の中では本質的に同じことなのではないか。それはすなわち「思い立ったらすぐ行動」「やるからにはいつも全力」ということである。