1ページ目から読む
4/4ページ目
「彼女がNo.1でしたね」
初期モーニング娘。の振り付けを担当した夏まゆみは、これまで育ててきた中でNo.1の才能を持ったアイドルを問われ「後藤真希です。モーニング娘。やAKB48の中で言うと、圧倒的な才能という意味では彼女がNo.1でしたね」と答え、つんく♂は、モーニング娘。の歴史を変えた三人として、後藤真希の名を真っ先に挙げた(あとの二人は高橋愛、鞘師里保)。
多くのアイドルを見てきたプロたちが、口を揃えて伝説として語る彼女。12月20日に開催される「後藤真希20th Anniversary SPECIAL ONLINE EVENT」では、モーニング娘。時代の楽曲も披露するというし、これを機に、積極的な歌手活動を期待したい。
デビュー当時は、子どもがわけのわからないまま大人の愛を歌っているようでチグハグだった『愛のバカやろう』も、『テレ東音楽祭2020秋』での歌唱は沁みた。20年の時を超え、ゴマキにやっと曲が追いついたという感じである。
さて、20周年といえば、ハロプロではないが、つんく♂プロデュースから飛び出したもう一人の天才、ソニンも、今年20周年。10月14日に『カレーライスの女』の続編となる『ずっとそばにいてね。』を発売した。もちろん、作詞作曲はつんく♂だ。できれば、ゴマキの『原色GAL』の続編も聴いてみたい。派手が大好きな彼女は今もキラキラだろうか?
天才二人の原点回帰、そして21年目の活動が楽しみである。