1ページ目から読む
2/2ページ目
闇営業問題で感じた“マスコミの劣化”
「去年の闇営業騒動でもマスコミの劣化を感じました。もちろん、反省すべき点は反省し、正すべき点は正すのは当然です。ただ、『吉本は芸人のギャラを9割も取ってる』とか、本題とは全く関係のないことを、何の証拠もないのに毎日テレビでワーワー騒がれました。
あのときは岡本昭彦君に社長を譲って会長になっててよかったと思いましたね。だって、あの会見、僕がやったらメチャメチャですよ。会見じゃなくて喧嘩になってた(笑)。
吉本の株主さんのメインは東京や大阪の放送局さんで日頃、大変お世話になっています。僕は本来、こんなことをポロポロ言える立場にはない。でも逆に言えば、そこまでの利害関係者だからこそ、『なんとかなれへんのかな』という切実な気持ちでいるんです」
一方で、吉本は昨年11月にBSのチャンネルを1つ獲得。来年にはBSデジタル放送「よしもとチャンネル(仮)」を開始予定だという。
果たしてどのような番組作りがなされるのか。大﨑氏は冒頭の考えを踏まえて、ある“テーマ”を挙げた。
◆
他にも大﨑氏が、自粛期間中にハマった韓国ドラマ、昨年の闇営業騒動、10年前から続けている「地方創生」の取り組みについて語った「最近のテレビ、何とかなれへん?」インタビュー全文は、「文藝春秋」11月号及び「文藝春秋 電子版」に掲載されている。
この記事の全文は「文藝春秋 電子版」で購読できます
最近のテレビ、何とかなれへん?
出典元