1ページ目から読む
2/3ページ目

「戦略的な火消しでしょう?」

 瀬戸の不倫報道でもっとも傷ついたはずの優佳さんの力強ささえ感じさせる言葉の数々。このインタビューはしかし、相反する2つの反響を巻き起こした。

 かたや、「なんて素晴らしい奥さんなんだろう」という称賛の声。瀬戸を責めるでなく、かばうでなく、問題に一緒に立ち向かう姿勢は確かに尊い。

 しかし一方で、それとは正反対に優佳さんの行動の裏を読む、こんな声も聞こえてくる。

ADVERTISEMENT

「戦略的な火消しでしょう?」

 つまり瀬戸を守ろうとする誰かが、問題を鎮静化させるために優佳さんに言わせたのではないか、という勘繰りである。意地悪な推測ではあるが、いかにもありそうなシナリオでもある。

瀬戸大也と優佳さんの美男美女の結婚式 ⒸAFLO

仲間内では「優佳ちゃん、さすがだよね」

 果たしてどちらが真実に近いのか。2人をよく知る水泳の元日本代表選手はこう語る。

「仲間内では、『優佳ちゃん、さすがだよね』という話に自然となりました」

 優佳さんは飛込みの日本代表として活躍していたので、水泳界では瀬戸も優佳さんも知る人は少なくない。そんな、人柄を知る人たちから出た「さすがだよね」、とはどういう意味か?

「優佳ちゃんは現役の頃から、芯が強くてまっすぐな選手でした。インタビューはいかにも彼女ならではの、現役当時を思い出すような内容でした。誰かに頼まれてインタビューに応じた、話したようにはとても見えませんでしたね。

 火消しのためという意図もあったかもしれませんが、事務所や連盟が頼んだというより、何にせよ、自分の意思で動く人。瀬戸の一番の被害者である優佳ちゃんが自ら動いたのですから、それが火消しかどうかはあまり関係ない。『もう周りは何も言えないな』と思わせた彼女の勝ちでしょう」(同前)