ある日突然、自分の子どもがいじめの加害者だと言われたら、あなたはどうしますか? 『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』は、いじめ騒動の当事者となった一家のサバイバルを描いた実話マンガ。11月14日、テレビ「世界一受けたい授業」で教材として取り上げられ、「参考になった」「共感できない」と賛否両論、大論争を巻き起こしました。
発端は、同級生の母親からのメールだった
マンガ家の大原由軌子さんは、夫こと「ダンナさん」と息子2人と生活しています。運動好きで活発な長男・タケは小学5年生。ある日、タケがいじめ事件を巻き起こしてしまい……。
発端はタケの友人・Sくんのお母さんからのメールでした。タケから話を聞いて、なんとSくんを掃除用具入れに閉じ込めた上に、正座させたことが発覚します。
すぐにSくんのお母さん(以下、S母)にお詫びの電話を入れる大原さん。最初は明るめのメールを送っていたS母ですが、徐々に怒りがヒートアップ。いじめ騒動が起きる前のタケの言動についても指摘し始めます。