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2020/11/18

「オールラウンドな優等生」や「間違えない達人」が優秀とされがちな教育のOS(オペレーティングシステム)を根本から入れ替える必要性を唱える。

「初等教育がとりわけ重要です。異端の才能を伸ばし、自分の個性を肯定できるような子どもを育てていかなければいけない。いますぐ抜本改革のプロジェクトを立ち上げるべきだと思います」

©文藝春秋

9年前の「ぶん投げ退任」に思うこと

 教育は成長戦略には遠回りと思われがちだが、日本が長い停滞のトンネルから抜け出せないできたのは、ここに原因があると、南場氏は見る。目先の弥縫策にばかり飛びつき、腰を据えた対応をしてこなかったというのだ。

 9年前、夫の看病を理由に社長を退いた経験を持つ南場氏は「当時は自分自身が直線的な思考に染まっていて『ぶん投げ退任』となったことに申し訳ない気持ちが全てでした。でも今になって思うのは、自分や家族の事情で休むことも、もっと許容される社会であっていいということです」とも述べた。

出典:文藝春秋12月号

 南場氏へのインタビューの詳細は、月刊「文藝春秋」12月号および「文藝春秋digital」に寄稿した(「初等教育の『OS交換』から始める」)。「生き方やルートの多様性が、ショックに対してしなやかな強さを発揮する社会や組織を編む糸になる」という南場氏の言葉は、成長戦略の要諦であると同時に、ウィズコロナ時代の新しい思想に切り替えるヒントに満ちている。

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