11月13日午前2時30分頃、上機嫌な笑い声が、東京・西麻布の路地裏に響き渡った。隠れ家風のバーからぞろぞろと出てきたのは俳優の山田孝之(37)率いる「全裸監督」(Netflix)のキャスト・制作陣だ。
話題作の続編『全裸監督シーズン2』の撮影、佳境に
「“アダルトビデオの帝王”と呼ばれた村西とおるの半生を描いたドラマ『全裸監督』は、2019年Netflix国内総再生回数1位を記録した話題作です。続編である『全裸監督シーズン2』が2021年に配信予定で、11月初旬にクランクアップを迎えました。演者、スタッフを含めこの作品にかける思いは強く、いまも定期的に集まっては飲み会を開いているようですね」(制作会社スタッフ)
この日、まず店から姿を現したのは山田だ。オーバーサイズの黒のパーカーには、男子学生と女子学生の絵柄が描かれている。これは2021年公開予定の映画「ゾッキ」の原作漫画「ゾッキA」「ゾッキB」のイラストだ。映画は竹中直人(64)と斎藤工(39)、そして山田の3人が共同監督を務めている。
「全裸監督」でヒロインの黒木香役を演じている森田望智(24)も、山田のすぐ後ろを歩いて出てきた。そこから続々と他の参加者も店から出てくる。前作に引き続き、「シーズン2」にも出演する予定の冨手麻妙(とみてあみ・26)、柄本時生(31)、後藤剛範(37)らも姿を見せた。
俳優仲間を笑顔で見送る上機嫌な“全裸監督”
解散するのが名残り惜しいのだろうか。事前に呼んでいたタクシーを待たせながら、店前で10分ほど談笑してようやく解散となった。まず始めにタクシーに乗り込んだのは、元AKB48で本作品でも体当たりの演技を見せている冨手だ。そこから山田自ら他のメンバーをタクシーへとアテンドし、笑顔で全員を見送った。
その後、山田は帰路についたようだが、先にタクシーへ乗り込んだ数人は次の店へと移動した。映画関係者が明かす。
「山田さんと飲んだ後、まだ飲み足りない面々で飲み直すことになりました。そのまま柄本さん、森田さん、後藤さんを含む数人で下北沢にある柄本さんが行きつけの居酒屋へ移動しました。
男性陣のなかに森田さんが紅一点でしたが、話すのは作品のことについて。『この作品を成功させたいんだ』と全員で熱く語り合い、酒を酌み交わしながら作品にかける思いや演技論などで盛り上がり、朝6時頃まで飲み続けていました」