3、文春野球日本シリーズ2020はじまります
明日11月21日からはじまる文春野球日本シリーズ2020を前に、本日15時、紀尾井町・文藝春秋本社にて北海道日本ハムファイターズ・えのきどいちろう監督、横浜DeNAベイスターズ・西澤千央監督による監督会議が行われました。
主なレギュレーションは昨年と変わらず。焦点はこの時期になって三度目の猛威をふるいだした新型コロナウィルスとなりました。
えのきど、西澤両監督とも、「執筆時の換気はしっかりした方がいい」。「手洗い・うがいの再確認」などを和やかに話し合っていましたが、えのきど監督が何かを思い出したように「覆面のマスクの予防効果に疑問あり」と異議を申し立てると、「このシリーズはマスクは鼻と口がかぶる通常のサイズまで。覆面は認めない」と提案。コロナ対策を隠れ蓑にしたベイスターズおじさん除外の画策と気づいた西澤監督は、すぐさま返す刀で「それならば、密になる3人以上が集まる執筆禁止」と日ハム得意のオープナーコラムをつぶしにかかりました。えのきど監督もこれは承服できかねるとかぶりをふると、折衷案として以下のことが決まりました。
・覆面を含む、マスク着用の義務化
・蜜を避けるため4人以上が集まっての執筆は禁止
・全試合DH使用を認める
それでは監督会議を終えた両監督のコメントです。
北海道日本ハムファイターズ えのきどいちろう監督(3年連続3回目)
「さぁ、文系野球の最高峰、文春野球日本シリーズです。文春野球ファイターズは大一番を前に検温を実施し、全員が平熱であったことをご報告します。
文春野球ベイスターズはとてつもない強敵ですね。それはCSの爆発的なHIT数を見れば一目瞭然です。選手が個性的だし、チームワークがいい。うちが伍して行けるとしたらチームワークですかねー。文春野球パの名誉にかけて頑張りますよ」
横浜DeNAベイスターズ 西澤千央監督(初出場)
「文春野球ベイスターズは、惜しいところまで行っても、今までどうしても優勝できませんでした。でも、今季の文春野球ベイスターズのスローガン『愛を超えろ』を、書き手の皆さんがさらに超えてくださり、読者の皆さんも超えてくださり、だから今ここにコメントなぞを私が書かせてもらえる。ありがとうございます。去年の覇者、文春野球北海道日本ハムファイターズは、本当に強敵です。えのきど監督のもとにチーム一丸となれる強いチーム。正直ビビってしまうのですが、そんな時は『横浜なめたらタダじゃ済まさな~い』と心のOZROSAURUSを召喚してがんばります。何卒よろしくお願い致します」
【文春野球日本シリーズ2020】
北海道日本ハムファイターズ × 横浜DeNAベイスターズ
日程は以下の通りです。
11月21日 第1戦 北海道日本ハムファイターズ × 横浜DeNAベイスターズ
11月22日 第2戦 北海道日本ハムファイターズ × 横浜DeNAベイスターズ
11月24日 第3戦 北海道日本ハムファイターズ × 横浜DeNAベイスターズ
11月25日 第4戦 北海道日本ハムファイターズ × 横浜DeNAベイスターズ
11月26日 第5戦 北海道日本ハムファイターズ × 横浜DeNAベイスターズ
11月28日 第6戦 北海道日本ハムファイターズ × 横浜DeNAベイスターズ
11月29日 第7戦 北海道日本ハムファイターズ × 横浜DeNAベイスターズ
7戦4勝先取(決定後も最終戦までコラム対決は行われます)。
第一戦の先発はえのきどいちろう×西澤千央。いきなりの大将戦で幕を開ける2020年最終決戦、文春野球日本シリーズ、いよいよ、明日11月21日11時プレイボールです!
4、月間最優秀コラム・ベストゲーム発表
◆10・11月期 最優秀コラム賞
11月7日「『変えないといけない、何かを』自分の“弱さ”と向き合った梶谷隆幸、32歳の進化」横浜DeNAベイスターズ 高森勇旗
今月の最優秀コラムは今季最終戦で登板した横浜DeNA高森選手の受賞です。高森選手のベイスターズ時代の盟友、ドラフト同期入団の梶谷隆幸選手。トリプルスリー候補と呼ばれながら力を出し切れなかった彼が、32歳を迎えた今シーズン大ブレイクを果たしたその理由と心情。親友である高森選手だから明かしたその真っ正直な言葉と、その関係性ゆえの書き口に、読み手の方が思わずうれしくなってしまうようなコラムでした。満場一致。文句なしの受賞です。
◆10・11月期 ベストゲーム賞
11月5日 広島(ガル憎) 2557 ー 2554 中日(大山 くまお)
セ・リーグペナントレース最終戦3位の座を賭けての戦いは、両軍ともに監督自ら出馬。
ガル憎監督はオフに向けて「ついに“赤ヘル内川聖一”は実現するか……知られざる20年前からの縁」という温めていたネタで勝負。一方のくまお監督は今シーズンを象徴する「ドラゴンズを支える“大福丸” 祖父江大輔はコツコツ働く人たちのヒーローだ」を投入。24時間、抜きつ抜かれつのシーソーゲームは、残り時間30分となっても大勢は決することなく、文春野球史上初となる2000HIT越えでの引き分けも視野に入りましたが、わずか3HIT差で広島・ガル憎監督が勝利。敗れたくまお監督も悔いなし。互いに健闘を称えあうさわやかな最終戦は、今季の幕切れにふさわしい対戦となりました。
以上、文春野球コラムペナントレースコミッショナーだより10月号でした。
いよいよ明日11月21日からは日本シリーズがはじまります。優勝チーム、MVP。そして、両リーグ個人タイトルの発表は次回のコミッショナーだよりにて発表いたします。
お楽しみに! 引き続き文春野球をよろしくお願い致します。
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