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普段は原贔屓の張本氏も……

 巨人の原監督は今年9月11日に監督として球団史上最多となる1067勝目をあげ名将の呼び声も高いが、ソフトバンク相手には為す術がなかった。張本氏は「負け試合での野手の投手起用」など原監督の采配をたびたび絶賛してきたが、日本シリーズでの不甲斐ない負け方については「調子に乗っているんじゃないか」と憤る。

2015年以降、6年で5度日本一を手にしているソフトバンクの工藤公康監督 Ⓒ文藝春秋

坂本は「ちょっと図に乗っとる」?

「この日本シリーズは、どちらの監督が上だ下だという話じゃない。正直に言えば、工藤はそんなに采配が上手いほうじゃないよ。ソフトバンクは戦力が整っていて、どの選手を出しても結果が出る。それだけ。

 原は采配が上手い監督だと思うけど、今回は『調子に乗ってる』場面が結構あったよな。たとえば1戦目の4回裏の攻撃。0-2で負けていて、ノーアウト1、2塁で丸(佳浩・31)に打たせてゲッツー食らったでしょ。どうしてバントさせなかったのか……。あの場面は千賀(滉大・27)にプレッシャーをかけるべきだった。ちょっと原も有頂天になってるんじゃないかな。原や巨人首脳陣には、これを機に冷静に自分たちの力を見極めてチームを立て直してもらいたいよ。

 選手では特に坂本(勇人・31)! 坂本は本当はいい選手で、私は若いときから息子のように気にかけてるんですよ。アドバイスしたこともあるし。でも今はね、ちょっと図に乗っとる。アイツだって必死にやらなきゃだめなのに、周りのマスコミが『天才』だなんだとお世辞ばっかり言うから、その気になっとるわけよ。年俸も5億円もらってね、幸せにどっぷり浸かり過ぎてるよ。

巨人の大黒柱・坂本勇人も14打数3安打と不調に終わった Ⓒ文藝春秋

 巨人はやっぱり坂本なんだよ。アイツが中心になって引っ張らなきゃいけないのに、今の状態では3年もつかどうか。彼にはもう一段高いレベルを要求したいわな。独身だからシーズンオフは女遊びもいいけど、今度会ったら激励して説教しなきゃと思ってるんだよ」

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