文春オンライン

雅子さま57歳に ピンクベージュブラウスは愛子さまと“リンクコーデ”…ご近影に見る“秋篠宮家との違い”

2020/12/09

source : 文藝春秋 digital

genre : ニュース, 社会

note

Iラインの縦長シルエット 雅子さまと愛子さまの “リンクコーデ”

 雅子さまは誕生日に際してのご近影で、肌なじみのいいピンクベージュのタイブラウスとパールのロングネックレスをお召しになり、ブラックのパンツとパンプスを合わせられていた。大ぶりのパールイヤリングもアクセントになっている。光沢のあるフェミニンな雰囲気のトップスと、凛としたマニッシュなボトムスをお選びになり、雅子さまならではの装いをなさっていた。90年代からお召しになっているスーツを直されて、大切に愛用されてきた雅子さまのお好みのデザインは、外務省で勤務されていた時代に着ていてもおかしくないようなキャリアウーマン風のものだろう。

宮内庁提供

 雅子さまのご近影を拝見して、愛子さまとご相談されたうえでお召し物を選ばれたのかもしれないと考えた。12月1日に19歳の誕生日を迎えられた愛子さまは、公開されたご近影で、若々しい桜色のボウタイブラウスに控えめなワインレッドのハイウエストワイドパンツをお召しだった。

2020年、愛子さまお誕生日に際してのご近影 宮内庁提供

 色合いやデザイン、Iラインの縦長シルエットには近しいものがありつつも、お揃いというわけではなく、それぞれの世代らしい雅子さまと愛子さまの “リンクコーデ”はとても上品だった。パンツとパンプスを取り入れられていることから、成年皇族となられて公務に臨まれる際のお召し物について、愛子さまご自身も意識されていらっしゃるのではないだろうかと思った。

ADVERTISEMENT

2019年、愛子さま18歳のお誕生日に際してのご近影 宮内庁提供

 実は愛子さまは、昨年の誕生日に際してのご近影でもトップスにポイントがある薔薇色のブラウスをお召しになっていて、雅子さまからの影響があったのかもしれない。

2018年11月、「第42回全国育樹祭」式典にご臨席 ©JMPA

 トップスにボリュームを持たせたりアクセントを付けたりするのは、雅子さまがよく取り入れられているスタイルで、シンプルなスーツが実に華やかな装いになる。たとえば2018年11月に、雅子さまは90年代から愛用されているロイヤルブルーのスーツに白いタイブラウスを合わせられ、ブルーリボンがエレガントな白いお帽子をお召しになっていた。